埼玉県の高校入試を語る上で避けて通れないのが「確約」制度だ。受験生の保護者が最も気をもむこの基準について、現場のリアルな数字に迫った。基準の判断材料として重視されるのが、北辰テストおよび首都圏模試センターで記録される偏差値の推移である。
コースによって必要とされる確約基準の偏差値は大きく異なり、上位コースでは北辰テストで65〜68以上の高水準が求められるケースも多い。一方で、単学期の通知表評定や検定資格の加点要素も巧みに組み合わされるため、模試の成績単体にとらわれない総合的な戦略が必要だ。入試説明会や個別相談会に向け、複数回の模試でベスト2の平均値をいかにキープするかが合格への試金石となる。