【独自】架空のVip席で被害続出「琵琶湖三市同時花火大会 詐欺」の全貌 生成Ai広告に騙された観客の叫びと追跡取材の要点を詳しく解説してご紹介します。

大会当日の夕刻、大津市内の湖岸緑地公園には、電子チケット画面を手にした大勢の来場者が詰めかけていた。しかし、彼らが指定されたエリアへ向かうと、そこにあったのは関係者以外立ち入り禁止の通常フェンスと、戸惑う現地警備員の姿だけだった。

「家族4人分で10万円を払った。QRコードを提示しても『そんな指定席は存在しない』と言われ、頭が真っ白になった」。大阪市から訪れた40代の男性は肩を落とす。子どもたちの喜ぶ顔を見ようと数ヶ月前から準備していた夏の思い出は、一瞬にして踏みにじられた。同様の被害者は大津だけでなく、草津や守山の会場周辺でも相次ぎ、一時は警察官が駆けつける騒動に発展した。