第一線で活躍するインテリアコーディネーターは、丈不足を「デザインの幅を広げる好機」とポジティブに捉える。例えば、丈の短いカーテンの裾にレースやタッセル、あるいは濃色のバイカラー帯布を継ぎ足すことで、海外ホテルのようなラグジュアリー感を演出する手法だ。
プロのスタイリングでは、窓枠の垂直ラインを強調して天井を高く見せる視覚効果を狙う。カーテン上部にフリルやアクセント布をあしらって吊り元を低く見せる技法や、リングランナーを2重にして位置を落とすテクニックは、生地を一切傷つけずに理想のプロポーションを再現してくれる。