「ハスキーボイスになりたい」と憧れる人は多いが、その生じ方には先天的な要因と後天的な要因が複雑に絡み合っている。
先天的な原因としては、生まれつきの声帯の厚み、長さ、あるいは輪状甲状関節の構造などが挙げられる。幼少期から自然と声が掠れている人は、声帯の構造自体が息の漏れやすい形状をしているケースが多い。
一方で、後天的な原因も存在する。激しい発声による声帯の酷使、喫煙や乾燥による粘膜の炎症、あるいは過去のポリープ手術に伴う組織の変化などだ。ただし、無理に声を潰してハスキーにしようとする行為は極めて危険だ。慢性的な声帯麻痺や失声を招くリスクがあり、取り返しのつかないダメージを残す可能性がある。