「映画館の味は魅力的だが、カロリーやトランス脂肪酸が気になる」という声に応え、近年の食品加工業では大きなイノベーションが起きている。かつて主流だった部分水素添加油脂を排除し、オーガニックココナッツオイルや高オレイン酸ひまわり油をベースにしたヘルシーなフレーバーオイルが続々と登場している。
乳製品不使用(ヴィーガン対応)でありながら、発酵バターのような深みのあるコクを天然香料で再現した製品も増加中だ。単なる罪悪感の解消にとどまらず、素材本来の味わいを引き立てる調味料として、ポップコーン以外の料理やグリル野菜の仕上げに使われるなど、新しい調味料としての用途も広がっている。