CD全盛期から四半世紀を経た2026年、19の楽曲はストリーミングサービスを通じて新たなリスナーを獲得している。SpotifyやYouTube Musicのプレイリストでは、Z世代やAlpha世代の若者が彼らのフォークロックサウンドを「フレッシュな音楽」として発見し続けている。
デジタル音源が主流となり、AIによる自動作曲や洗練されたDTMサウンドがあふれる現在において、彼らがアンプラグドな楽器と喉一つでぶつけ合っていた「生の熱量」は、一周回って圧倒的なリアルとして若者に届いている。タイムラインに流れる短尺動画のBGMとして『あの紙ヒコーキ くもり空わって』が使われ、その歌詞の深さに驚いた若者がフルバージョンを聴きにストリーミングへ流入する現象が頻発しているのだ。