60年ぶりの丙午が到来!迷信の真相と令和社会への影響を徹底解明にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

単なる昔話と切り捨てられないのは、前回の1966年に現実に起きた出来事が強烈だったからだ。当時、厚生労働省(当時の厚生省)がまとめた人口動態統計によると、1966年の合計特殊出生率は前年の2.14から1.58へと暴落した。出生数は前年比で約25%も減少。迷信を恐れた親たちが避妊や出生届の時期をずらすなどの行動に出た結果だった。

学術機関である国立社会保障・人口問題研究所の過去の分析でも、この年の急落は戦争などの極端な社会変動を除けば、日本の近代人口史において極めて類を見ない人工的な変動パターンとして記録されている。1966年生まれの子供たちは、学校のクラス数が少ない、受験倍率が下がるなど、その後の人生設計においても独特の世代的特徴を経験することになった。