昭和41年、いわゆる「丙午(ひのえうま)」の年に生まれた彼らは、出生数が前後の年と比べて極端に少なかった世代でもある。迷信に左右された時代背景の中で誕生したこの世代には、皮肉にも群れることを嫌い、強烈な自我と独創性を持った表現者が揃う結果となった。
還暦を迎えた現在、彼らの活動領域はテレビの枠組みを遥かに超えている。自ら会社を立ち上げてプロデュース業に乗り出す者、健康上の困難を乗り越えて再びスタジアムを熱狂させる者、あるいは海外の映画祭でスタンディングオベーションを浴びる者。60歳という年齢は、彼らにとってキャリアの終着点ではなく、表現者としての「第2の夜明け」に過ぎない。