なぜエルサだけに特別な氷の魔法が与えられたのか。この長年の疑問に対する答えこそが、『アナと雪の女王2』の物語の中核をなしている。その起源は、かつて対立していたアレンデール王国とノーザンドゥラの民を結びつけた、両親の過去に隠されていた。
母イドゥナが敵国の王子であった父アグナルを救った無償の愛。その尊い行動への「自然の精霊たちからの贈り物」として誕生したのがエルサだった。彼女は単なる魔法使いではなく、人間界と自然界(風・火・水・地)を繋ぐ「第5の精霊」という真の姿を持っていたのだ。
過酷な試練の末、エルサが選んだ運命の結末は、アレンデールの王位を妹のアナに譲り、自らは神秘の森に留まって世界の調和を守るという道だった。自身が「あるべき場所」を見出し、穏やかな笑顔を取り戻した彼女の選択は、多くの観客に深い感銘を与えた。