人間側の現役剣士の中で、文句なしの最強と称されるのが岩柱・悲鳴嶼行冥だ。盲目というハンデを物ともせず、巨躯から繰り出される鉄球と斧を駆使した戦術は、上弦の壱・黒死牟すらも「極限まで鍛え上げられた身体」と称賛した。痣の発現と「透き通る世界」の獲得を経て、彼の戦闘力は人間として到達し得る最高峰に達したと言える。
悲鳴嶼に続く柱たち——風柱・不死川実弥や水柱・冨岡義勇、霞柱・時透無一郎らの戦いぶりも見逃せない。実弥の希少な稀血と烈情溢れる剣技、義勇の静謐にして完璧な「凪」、そして弱冠14歳にして上弦の鬼を単独撃破した無一郎の天才性。個々の強みが合わさることで、鬼殺隊は過酷な戦いを生き抜く動術を得たのだ。