セリア型取りシリコンの実力検証!プロ級複製を叶える自作モールド術の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

プロユースの現場でデファクトスタンダードとして君臨する信越化学工業株式会社の工業用シリコーンと比較すると、その特性差は明瞭になる。粘度、硬化時間、収縮率の3点において顕著な違いがデータとして現れる。

工業用シリコーンは脱泡機(真空注型器)の使用を前提とした適度な粘度と、硬化後の寸法安定性(硬化収縮率0.1%未満)を誇る。これに対し、セリアの製品は一般家庭で手流しすることを想定したサラサラとした低粘度設計になっており、重力だけで自然脱泡しやすい工夫が施されている。一方で硬化収縮率は約0.3〜0.5%程度とやや高めで、極めて厳密な嵌合(かんごう)が求められる工業試作には向かない。しかし、アクセサリーやオーナメントといったDIY用途であれば、この寸法差は肉眼で識別できるレベルではない。