NHKでも放送され日本中で熱狂的なファンを持つイギリスの発掘番組『ソーイング・ビー』。アマチュア裁縫家たちが腕を競い合うこの番組でも、既製服を劇的に作り変えるリモデル課題は常に番組のハイライトだ。審査員たちが強調するのは、単にループを取り付けるだけでなく、「着る人の体型と動きに合わせた機能美」を追求することの重要性である。
番組内で示されるプロの着想によれば、ベルト通しを取り付ける位置は腰骨のトップに合わせるのが最も美しいとされる。また、ベルトを締めた際にウエスト帯がヨレたり折れ曲がったりしないよう、帯の幅よりもほんのわずかにゆとりを持たせてループを固定するのが、服を立体的に美しく見せるための鉄則だ。