話題沸騰中の 蓄膿症のドロッとした膿を排出!耳鼻科医直伝の即効ツボマッサージについて、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

なぜ、鼻の奥にドロッとした膿が頑固に留まり続けてしまうのか。その背景には、人間の複雑な顔面解剖学的な構造が深く関わっている。顔の骨の中には左右対称に4対の空洞が存在し、これらは副鼻腔と呼ばれる。正常な状態であれば、粘膜に生えた微細な繊毛運動によって、分泌物は自然と鼻腔へ流し出される仕組みだ。

ところが、かぜやアレルギー反応をきっかけに粘膜が著しく腫れあがると、空洞と鼻腔をつなぐ小さな穴(自然開口部)が塞がれてしまう。逃げ場を失った分泌物は空洞内に閉じ込められ、細菌感染を繰り返す中で粘度を増していく。これが、一般に蓄膿症(慢性副鼻腔炎)として知られる病態である。厚生労働省の統計や関連データでも、鼻の慢性疾患に悩む現代人は増加傾向にあるとされる。詰まりきった管を物理的な振動と血流促進で解きほぐすことこそ、自力排出の鍵を握る。