タレントの私生活や結婚・離婚のタイミングは、所属事務所の力関係やマネジメント方針とも密接に結びついている。旧ジャニーズ事務所の再編に伴って誕生したSTARTO ENTERTAINMENTでは、タレント個人の意思決定やエージェント契約の導入が進み、かつてのような結婚や離婚に関する徹底的な情報統制は姿を消しつつある。
同様に、吉本興業ホールディングスに所属する芸人やクリエイターたちも、配信ビジネスの台頭や個人の発信力強化によって、自らのプライベートを自虐やトークの武器として即座にオープンにする傾向が強まった。芸能事務所がタレントの私生活を過剰に保護・秘匿する時代は終わり、個人の生き様そのものが世間に問われる構造へと変化している。