イベント告知の自粛ルールが浸透した現在も、多くのホールは過去の営業形態に由来する特定の日に設定を投入する傾向を維持している。俗に言われる旧イベント日は、ファンの間でも強い共通認識として定着しており、特定の日付や曜日に合わせた集客施策が打たれている。
代表的なパターンとしては、「7のつく日」や「3のつく日」、そして月と日が重なる「ゾロ目の日(7月7日や11月11日など)」が挙げられる。特に業界最大手である株式会社マルハンをはじめとする大手ホールチェーンでは、屋号やグループの伝統に紐づいた特定日に大規模な高配分営業を実施することが多い。ホール側は直接的な広告を出せないものの、並びの人数や朝一の熱気を通じてファンへ無言のメッセージを送り続けている。
さらに注目すべきは、カレンダー上の日付だけでなく、店舗ごとの「隠された特定日」の存在だ。月例の起算日、新台入替の翌週末、あるいは地域独自のプロモーション日など、データ分析なしには見えてこない出玉の波が存在する。これらの傾向をいち早く掴み取ることが、年間収支を大きくプラスへと傾ける鍵となる。