スリラーバークを率いたゲッコー・モリアが姿を消した直接の引き金。それは部下アブサロムの救出劇だった。仲間への思い入れが人一倍強い男だ。部下の異変を察知したモリアは、四皇マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団の拠点・海賊島ハチノスへと躊躇なく乗り込んだ。
だが、そこで待っていたのは残酷すぎる現実だ。アブサロムはすでに命を落とし、その「スケスケの実」の能力は雨のシリュウへと渡っていた。激昂するモリアに対し、ティーチは不気味な高笑いを浮かべながら傘下に入るよう要求。孤立無援の巨漢は、圧倒的な勢力を前に窮地へ追い詰められた。