近年の文化的な大きな変化として外せないのが、ポップカルチャーの波だ。『ウマ娘 プリティーダービー』の爆発的なヒットにより、これまで神社に縁の薄かった若者世代が続々と境内を訪れるようになった。実在の名馬をモチーフにしたキャラクターへの愛が、伝統ある社へのリスペクトへと繋がっている。
もちろん、競馬界の第一線で活躍するプロフェッショナルたちの足繁い参拝も変わらない。伝説的ジョッキーの武豊氏をはじめ、日本中央競馬会(JRA)の騎手や調教師がレースの安全と勝利を祈って静かに手を合わせる。巨大な競馬産業とポップカルチャー、そして歴史ある神社が融合することで、地域の観光業にも活気がもたらされている。