レジ周りの風景を最も劇的に変えたのは、顧客自身が商品の読み取りと支払いを完了させるセルフレジの急速な普及だ。スタッフが商品をスキャンして支払いを客に委ねるセミセルフレジ方式から、全工程を来店客に任せるフルセルフ方式まで、店舗形態に応じたハイブリッドな運用が定着している。
このセルフ化を成立させる鍵が、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済を一台で瞬時に処理するマルチキャッシュレス決済端末との完全統合だ。画面の案内に従ってタッチするだけのスムーズな導線設計が、レジ待ち行列の解消と人件費抑制を同時に実現。接客スタッフを「会計係」から「フロアでの提案・サービス担当」へとシフトさせる原動力になっている。