秋に開催されるプロ野球ドラフト会議が近づくにつれ、ネット掲示板の熱量は最高潮に達する。日本野球機構(NPB)のスカウト陣がどの球児を上位指名するか、予想スレッドが乱立するのがこの時期の風物詩だ。
面白いのは、プロのスカウトによる評価とネット住民による人気の間にある微妙なズレだ。スカウトが投球フォームの柔軟性や身体能力といった「伸び代」を重視するのに対し、ネットでは大会での目立つ実績や奪三振率といった分かりやすい指標が好まれる傾向がある。このギャップが指名当日のサプライズを生み出し、さらなる議論を巻き起こす。