イクスピアリに100均はある?舞浜の穴場店舗とディズニー便利術とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

なぜ、これほど需要があるにもかかわらず100円ショップが存在しないのか。その背景には、開発主体である株式会社オリエンタルランドの確固たる都市開発思想とブランドコントロールが存在する。米国ウォルト・ディズニー・カンパニーとの強固なパートナーシップの基盤のもと、舞浜エリア全体が日常生活から離れた非日常の空間としてデザインされているのだ。

創業者ウォルト・ディズニーが重んじた「現実感を忘れさせる演出」は、テーマパークの敷地外にあるイクスピアリという異色のショッピングモールにも色濃く反映されている。安売りや生活感を前面に出した店舗構成を避け、物語性を感じさせる街並みを再現することは、日本の小売業全体で見ても異彩を放つ演出手法だ。安価な日用品を大量販売するビジネスモデルは、この空間美学と相反するという判断が働いていると考えられる。