レギュラーの二人——松本康太と西川晃啓の歩みは、決して平坦なものではなかった。2000年代半ばの爆発的なブームが去った後、彼らはいわゆる「一発屋」という言葉とともに、テレビ露出が激減する時期を経験している。
しかし、二人はそこで立ち止まらなかった。2014年には介護職員初任者研修の資格を取得し、本格的にレクリエーション介護士としての活動を開始。全国の高齢者施設やデイサービスを巡り、自らのギャグを取り入れた「お笑い介護エクササイズ」をコツコツと続けてきた。この泥臭い現場経験こそが、彼らの芸に深みと揺るぎない説得力を与えたのである。