昭和史に刻まれた公認売春街の真実!赤線と青線を分けた境界線を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。

社会的な批判と国際世論の高まりを受け、1956年5月に売春防止法が成立。そして1958年4月1日、罰則規定が完全施行されたことで、赤線はその歴史に完全に幕を下ろした。全国で数万人規模に及んだ業者と女性たちが、突如として職と生活の場を失うことになった。

廃止直前、各地の赤線では駆け込み需要に沸く客と、将来への不安に怯える女性たちの姿が錯綜した。廃止後、店舗の多くはスナック、連れ込み旅館、下宿屋、トルコ風呂(後のソープランド)へと看板を掛け替えた。しかし、性病予防や更生支援を謳った国の対策は極めて不十分であり、生活手段を奪われた多くの女性たちが、さらなる地下組織や非合法の売春市場へと流れていった現実は、性風俗産業史における大きな汚点として記録されている。