米大手スポーツネットワークの『ESPN』や地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』などの有力紙は、大谷の家族に関する未確認情報を安易に報じることはない。米国のスポーツジャーナリズムでは、選手本人が公表を望まない家族のプライバシー領域をゴシップ的に書き立てる手法は厳しく批判されるためだ。
かつて日本のプロ野球界で見られた過熱取材とは一線を画し、米メディアは球場内でのパフォーマンスと公式発表を基本軸に据える。現地記者の間でも「本人の口から語られない限り、子供の性別や誕生時期をスクープ合戦にする意味はない」という倫理観が共有されている。