ウエイトトレーニング業界における王道といえば、言わずもがなBIG3の存在である。1970年代、名作ドキュメンタリー映画『鋼の男 (Pumping Iron)』で若き日のアーノルド・シュワルツェネッガーが見せた凄絶な鍛錬の記録は、世界中の若者を魅了した。ベニスビーチのゴールドジムに集った伝説的プレジデントたちは、高重量のバーベルと愚直に向き合うことで、現代にも語り継がれる圧倒的な肉体を構築したのだ。
時代が移り変わっても、大筋群を同時に動員する複合エクササイズの価値が揺らぐことはない。高重量を全身で受け止め、神経系を激しく刺激するプロセスこそが、骨密度を高め、強力な筋肥大シグナルを体内に打ち込む最良の手段である。