女性の体は、ホルモンの変動に対して非常に繊細です。月経前症候群(PMS)の時期は、自律神経のバランスが乱れやすく、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいかなくなります。脳が感じたストレスや不安は「腸脳相関」と呼ばれる神経ネットワークを通じて即座に腸へ伝わり、腸の過敏性を高めてしまいます。
特に「大事な会議や外出中にまたお腹が痛くなったらどうしよう」という不安自体が、脳を経由して腸の収縮活動を拍車をかける悪循環を生み出します。毎月同じ時期にお腹を下す人は、ホルモンの影響だけでなく、自律神経の乱れによる消化管の過剰反応が併発している可能性が高いと言えます。