彼女の活動領域は、体育館の床の上だけにとどまらない。起業家としての顔を持ち、スポーツを通じたコミュニティ形成や若手支援のプロジェクト、さらにはメディアやファッションの現場に至るまで、そのフットワークは極めて軽快だ。アスリートのセカンドキャリアという概念すら、彼女は現役のうちにアップデートしようとしている。
多様性(ダイバーシティ)のアイコンとして語られる機会も多い。だが、本人は至って自然体を貫く。「自分らしく生きる」という姿勢を自ら体現することで、旧態依然としたスポーツ界の固定観念に風穴を開けてきた。彼女が放つ言葉には、飾り気のないリアリティがある。だからこそ、世代や性別を超えて多くの人々の心に響く。