環境負荷の低減と家計の節約を両立させる「フードロス削減」の観点からも、このムーブメントは無視できない。家庭から出る生ごみの多くは野菜の不可食部とされてきたパーツだが、ピーマンに関しては種もワタも本質的には完全に「食べられる部位」なのだ。
最新の野菜料理では、食材を無駄なく丸ごと使い切る「ホールフード」の概念が定着しつつある。ゴミを減らすだけでなく、下処理の手間を省いて時短調理を実現できる点も、忙しい現代人のライフスタイルに合致している。種を取り除く一手間をなくすことが、環境保護と栄養摂取の双方にダイレクトに貢献する。