柴犬や秋田犬に続き、ヨーロッパや北米を中心にじわじわと認知度を高めている。静寂を好み、無駄吠えが少なく、極めて清潔好きな性格が、海外のアパートメント環境やトレッキングを愛する都市生活者のニーズに合致した。
しかし、安易なグローバルブームに対して現場からは慎重な声も上がる。「和犬特有の鋭い気質を理解せずに見た目の珍しさだけで飼い始めると、しつけで行き詰まる」と専門家は指摘する。強い自立心と狩猟本能を持つため、初心者向けのペットとは言えない。海外の愛好家コミュニティでは現在、飼育環境の事前審査やオーナー教育プログラムの導入が進められている。