ネット掲示板「5ちゃんねる」の「なんでも実況J」をはじめとするコミュニティでは、日夜「親知らず」にまつわる悲喜こもごもが書き込まれている。多くの人が怯える「手術中の痛み」だが、実際には局所麻酔によってほぼ完全に遮断される。本当に苦しいのは、麻酔の効果が切れた後の数時間から数日間だ。
スレッド上で「想像の10倍痛かった」と語るユーザーの多くは、歯が斜めや横向きに埋まっている難症例を経験している。骨を削り、歯を分割して取り出す処置が行われるため、術後の炎症反応が強く出やすい。一方で、「拍子抜けするほど一瞬で終わった」という声も少なくない。まっすぐ生えている上あごの歯であれば、数分で抜歯が完了し、鎮痛剤だけで十分コントロールできる場合がほとんどだからだ。
費用面についても関心が高い。保険適用される標準的な抜歯の場合、1本あたり3,000円から5,000円程度が相場となる。ただし、難治性の埋伏歯を抜く場合や、CT撮影、特別な鎮痛処置を伴う場合は、1万円前後の自己負担になることもある。