臨海部における将来像を描く「東扇島再開発プロジェクト」が新たなフェーズに突入した。川崎港の中核を担うこの巨大人工島では、旧来の資材置場や古い倉庫群の集約・再編が進み、高機能な高層物流センターや次世代エネルギー施設への建て替えが相次いでいる。単なる物流機能の維持にとどまらず、都市のレジリエンス(防災回復力)を高める大型防災機能の拡充が盛り込まれている点が最大の特徴だ。
一般の知名度はまだ低いものの、島内には魅力的な穴場スポットが点在している。羽田空港を発着する航空機を眼前に望む「東扇島東公園」のウッドデッキや、東京湾を一望できる隠れた展望エリアは、知る人ぞ知る絶景のロケーションだ。夜間になれば、対岸のプラント群が放つ重厚な工場夜景と湾岸の夜景が交錯し、息をのむような美しいロケーションが広がる。