横浜の海風とEv革命が交差する場所——2026年、日産本社ギャラリーで目撃した「未来と栄光」の最前線の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

未来志向のEVエリアとは対照的に、ギャラリーの一角にあるヘリテージゾーンには濃密な歴史の薫りが漂う。かつて世界中のサーキットを席巻した「ハコスカ」や「フェアレディ240ZG」、そして歴代のGT-Rがピカピカに磨き上げられた状態で展示されており、自動車ファンの聖地としての風格を漂わせている。

定期的に入れ替えられる企画展示では、日産の技術者たちが残した貴重な開発資料や当時のレース映像も公開されている。爆音を響かせて走っていた時代のエンジンと、現代の静かなモーター。ふたつの時代がひとつの空間で同居しているからこそ、日産というブランドが貫いてきた「走りの情熱」という一本の太い軸が浮き彫りになる。