現在、国内の化粧品産業は劇的な転換期を迎えている。長らくメイクアップとスキンケアは別物として扱われてきたが、技術革新によってその境界線はほぼ消滅した。美容・スキンケア市場全体の成長を牽引しているのは、高機能な保湿成分を惜しみなく注ぎ込んだリキッドファンデーションだ。
先陣を切る株式会社資生堂をはじめとする大手各社は、皮膜形成技術とエマルジョン技術を融合させ、塗布している間中ずっと角層へうるおいを届け続ける製品を相次いで投入している。肌の水分蒸発を防ぎながら、素肌そのものが発光しているかのような自然な艶を演出するアプローチが、現代のスタンダードになりつつある。