パンダを漢字で書くとなぜ大熊猫?驚きの由来と知られざる秘話とはどのようなものなのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

漢字表記の謎に続き、そもそも「パンダ」という言葉自体のルーツを探ると、驚きの「語源・雑学」に行き当たる。実は、もともと「パンダ」と呼ばれていたのは、白黒のジャイアントパンダではなく、赤茶色の毛並みを持つレッサーパンダだった。

言葉の由来は、ネパール語で「竹を食べるもの」を意味する「ニガリヤ・ポンヤ(Nigalya ponya)」が転じたものだとされている。19世紀半ば、西洋の自然史学者たちによってレッサーパンダが「パンダ」として世界に報告された。

その約半世紀後、中国の奥地で新たに白黒の大柄な動物が発見された際、竹を主食とする共通点から「ジャイアントパンダ」と命名された。その結果、本家であったはずの旧パンダは「小さい方のパンダ」を意味する「レッサーパンダ」と呼ばれることになったという。まさに言葉の主客転倒が起きていたわけだ。