高校受験において最も神経を尖らせるのが、神奈川県公立高等学校入学者選抜の倍率変動だろう。綾瀬高校の倍率は近年、1.00倍から1.15倍のレンジで推移しており、極端な激戦化は避けられているものの、油断は一切禁物だ。
選考基準における内申点(調査書)と学力検査、面接の比率構造を冷静に分析しなければならない。同校の第1次選考では、調査書と学力検査のバランスを重視する配点が組まれている。合否の分岐点となる内申の目安は、中2・中3の9科合計換算で「80〜88」近辺。入試当日の学力検査では、5教科合計で200点台前半が確実な合格ラインの目安となる。
志願変更期間の動きも見逃せない。近隣の大和南高校、綾瀬西高校、座間総合高校といった同水準〜やや下の公立高等学校との間で、志願者の出し入れが最終日まで続く。内申がボーダーラインぎりぎりの受験生は、倍率が1.10倍を超えた時点で当日の記述問題対策を1問でも多く仕上げる覚悟が求められる。