日本全国の地方都市を悩ませる後継者不足問題。中津市も例外ではない。長年培われてきた技術や地域に愛された名店が、後継者不在のために黒字廃業の危機に晒されるケースが後を絶たなかった。
この課題に対し、地域内外の若手起業家と後継者難に悩む老舗企業をマッチングする独自のオープンイノベーション機構が成果を上げている。単なる事業の引き継ぎにとどまらず、若者の新しいアイデアやSNSマーケティングの手法を融合させることで、既存事業の再ブランディングを推進。事業承継を「守り」ではなく「第二の創業」と捉え直す文化が定着しつつある。