Orange Rangeライブ全貌解禁!熱狂セトリと限定演出の特集記事を解説します。役立つ情報がチェックできます。

ライブ中盤、会場の雰囲気が静かに一変する瞬間が訪れる。照明が深いブルーに染まり、アコースティックなイントロが流れると、観客席からは大きな歓声が漏れた。映画『いま、会いにゆきます』の主題歌として社会現象を巻き起こした名曲『花』のイントロだ。

2000年代のJ-POPシーンを象徴するこの楽曲は、リリースから長い年月を経た現在もなお、圧倒的なエモーショナルさを失っていない。HIROKIの温かな歌い出しから始まり、YAMATOの切ないメロディラインへと引き継がれるヴォーカルリレーは、聴く者の記憶を激しく揺さぶる。バラードでありながらもしっかりとしたリズムの太さを持ち、広大な空間を愛と哀愁で満たしていく。日本の音楽史に刻まれたメロディの強靭さを、改めて見せつける圧巻のセクションだ。