日本随一の規模と歴史を誇る仙台七夕まつり。そこで受け継がれてきた「七つの道具」と呼ばれる伝統装飾の意匠は、現在のハンドメイド業界にも計り知れないインスピレーションを与えている。くす玉から幾重にも垂れ下がる千羽鶴や巾着、投網(とあみ)といった立体的な造形美は、ミニチュアサイズへと再解釈されて室内飾りに応用されている。
特に「網飾り」や「吹き流し」に見られる複雑なカッティング技術は、手作りの醍醐味そのものだ。職人技のような精密なアプローチを自宅で手軽に再現できるよう、現代的にアレンジされたカットパターンやキットが多数展開され、多くの愛好家を魅了してやまない。