春の気候は一筋縄ではいかない。韓国気象庁が発表した2026年の最新観測データによると、4月のソウル特別市における平均気温は12.5℃前後。だが、この数字だけに惑わされてはならない。最高気温が20℃近くまで上昇するポカポカ陽気の日がある一方、最低気温は5℃前後まで急降下する。寒暖差は実に15℃以上。これが春のソウルのリアルだ。
一方、南部沿岸に位置する釜山(プサン)は、海流の影響を受け比較的温暖だ。4月の平均気温は14℃近くまで上がり、日中は春風が心地よい。しかし、海風が強く吹く夜間は体感温度が一気に下がる。気象学の観点からも、移動範囲が広がる春の旅では都市ごとのミクロな気候特性を軽視できない。