大手3社の店頭に足を運ぶと、それぞれのブランドカラーが牙を剥く。業界最大手の株式会社大創産業(ダイソー)は、圧倒的な資材力とバリエーションで他を圧する。吸水性に優れたマイクロファイバー製の厚手バンドや、長時間の着用でも耳が痛くならないストレッチ設計など、機能面へのこだわりが凄まじい。
一方で、デザイン性で若い層の心を掴んで離さないのが株式会社セリアだ。ニュアンスカラーやシアー素材、くすみトーンを落とし込んだアイテムは、セレクトショップのレジ横にあっても違和感がない。そして株式会社キャンドゥは、トレンドの韓国風テクスチャーやひねりを効かせたファブリックで「痒い所に手が届く」ラインナップを展開。各社がしのぎを削る現場は、まさに小さな戦国時代を呈している。