過酷な暴風に伴い、県内各地で大規模な停電が発生している。東京電力パワーグリッドの発表によると、房総エリアを中心に数万戸以上が暗闇に包まれた。2019年の長期停電を経験した地域住民にとって、「電気のない生活」への恐怖は根深い。
東電側は電柱の耐震化や樹木伐採などの事前対策を強化してきたものの、それを凌駕する暴風雨の前に送電網が損傷。復旧班が待機しているものの、風雨が収まるまでは安全上の理由から高所作業車を出動させられないのが実情だ。スマートフォン等の通信基地局も非常用電源の限界に直面しており、情報孤立を防ぐ取り組みが急務となっている。