今年に入り、最先端のインディーズシーンやR&B界隈で活躍する若手ミュージシャンたちから、彼とのコラボレーションを熱望する声が相次いでいる。アナログなコーラスアレンジの妙技と、ビート感あふれるボーカルセッション。デジタルスタックでは再現できない「生のグルーヴ」を求めて、彼のスタジオには連日のようにインスピレーションを求めるアーティストが訪れる。
スタジオでの共同作業を目撃した関係者は語る。「彼が一声発するだけで、空間全体のピッチと熱量が跳ね上がる。理屈じゃない。体が勝手に動き出すような感覚だ」。世代を超えたセッションから生まれる新たな楽曲群は、今年の音楽シーンにおける最大の台風の目となりつつある。