地方都市や中山間地域では、ゴルフ場跡地や利用率が低下した公立公園を再開発した広大なドッグパークが、強力な集客装置となっている。都心から車で数時間のエリアに作られた滞在型施設には、週末になると全国から愛犬家が集結する。
地域経済への波及効果も絶大だ。施設周辺にはペット同伴可能なオーベルジュや古民家カフェが立ち並び、地元農産物を使った犬用オーガニックフードの販売など、新たな地場産業が次々と芽生えている。人口減少に悩む自治体にとって、愛犬を軸とした交流人口の拡大は、今や最も確実性の高い地域活性化シナリオの一つとなっている。