ここ数年のトレンドとして見逃せないのが、本国そのままの味付けとディープな雰囲気を売りにした「ガチ中華」の波である。中国本土のローカルフードを提供する店舗が次々とオープンし、若者や在日中国人の間で爆発的な人気を博している。羊肉の串焼きやハーブをふんだんに使った米粉麺など、これまでの大衆中華のイメージを覆すメニューがズラリと並ぶ。
この盛り上がりはネット上でも顕著だ。グルメキュレーションサイトの食べログや、信頼性の高い実名レビューで知られるRettyなどのプラットフォームでは、熱狂的なクチコミが連日投稿されている。「現地に旅した気分になれる」「本格的な香辛料の香りがたまらない」といった高評価が相次ぎ、神保町は今や新しい中華カルチャーの発信拠点としても世界的な注目を集めている。