ハサミを入れて長さを調整するのは一見手軽だが、切断面から糸がほつれたり、二度と元の長さに戻せなくなったりするリスクが伴う。切らずに美しいシルエットをキープするための裏ワザとして、いま最も支持されているのが「シュータン(ベロ)の裏側に結び目を格納する」手法だ。
結び目を上部のハトメ(穴)の裏側に作り、タンの奥へそっと押し込むだけで、表面からは結び目が完全に消え去る。足の甲に適度なフィット感をもたせつつ、外観はミニマルで洗練された印象に変わる。また、インソール(中敷き)の下に余った紐を滑り込ませるテクニックも、足あたりを損なわずにすっきりと隠すための極秘テクとして知られている。解ける心配がなく、朝の忙しい時間でもストレスフリーで出かけられる点が最大の魅力だ。