旅の目的に応じて「着るもの」と「雨具」の準備を劇的に変えなければならないのが、和歌山観光の醍醐味であり難点でもある。標高約800メートルに位置する高野山は、平野部よりも気温が4〜6度ほど低い。夏場は避暑地として快適だが、春先や秋口の寒暖差は激しく、防寒着が必須となる。
熊野古道を歩くハイカーにとっては、山の天気の急変が最大のリスクだ。突風や雷雨に見舞われることも少なくないため、透湿性の高いレインウェアと防水トレッキングシューズは外せない。一方で、南紀白浜などの沿岸リゾートでは日差しが強烈で、強風が砂浜を吹き抜ける。紫外線対策と風対策の双方が求められる。