演技の世界で頂点を極めていた萩原聖人だが、彼の情熱はもう一つの盤上にも注がれていた。それが麻雀である。若い頃からその圧倒的な勝負勘と打牌センスは関係者の間で伝説として語り継がれており、「芸能界最強」の呼び声も高かった。
単なる趣味の域を超えた勝負への探求心は、やがて大きな決断へと繋がる。2018年、彼は日本プロ麻雀連盟への入会を果たし、正式にプロ雀士としての第一歩を踏み出した。同年、新たに発足した競技麻雀のプロリーグ「Mリーグ」のドラフト会議において、TEAM RAIDEN / 雷電から1位指名を受ける。俳優として築き上げた地位に甘んじることなく、厳しい勝負の世界へ身を投じる姿は、若い頃から変わらない「魅せる男」の生き様そのものであった。