【2026年最新】猛暑とからっ風が交錯する「群馬の天気」異常気象時代を生き抜く現地リアル取材の特集記事をご紹介します。最新トレンドが詰まっています。

季節が冬へと突き進むと、群馬はまったく別の凶暴な顔を覗かせる。北西の空から赤城山を越えて吹き下ろす強烈な乾燥風、「赤城颪(あかぎおろし)」の到来だ。現地で「からっ風」と呼ばれるこの風は、身体の芯まで凍りつかせる寒気とともに、瞬く間に空気中の水分を奪い去っていく。

強風と極度の乾燥が重なる冬場、最も恐れられているのが火災のリスクだ。ひとたび火の手が上がれば、暴風に乗って延焼が瞬く間に広がるため、地元の消防組織は昼夜を問わず緊張感に包まれる。また、自転車が吹き飛ばされるほどの突風は高齢者や児童の通学・外出に危険をもたらすほか、高速道路での横風煽り事故への警戒も怠れない。