こうした深刻な事態を受け、業界を牽引する大手プロダクションの対応にも少しずつ変化が見られ始めた。HYBEやJYPエンターテインメントをはじめとする主要事務所では、従来の過剰な食事制限から脱却し、専任の栄養士やメンタルトレーナーを配置する動きが広がりつつある。
グローバル市場でのコンプライアンスや人権意識の高まりを受け、K-POP業界全体が「持続可能な活動環境」の構築へと舵を切り始めたのだ。単に痩せさせるのではなく、過密スケジュールを乗り切るための筋力と体力を維持するトレーニングへのシフトが、徐々にではあるが業界の新たなスタンダードになりつつある。