夫が主役の一人を演じた大河ドラマ いだてん〜東京オリムピック噺〜 の撮影期間中、過酷な地方ロケや過剰な肉体改造により、夫の肉体的・精神的疲労はピークに達していた。その時期を支えた彼女の献身的なサポートは、後に制作陣の間でも語り草となったほどだ。激しい肉体作りに合わせた栄養管理を完璧にこなし、長期間にわたるドラマ撮影と歌舞伎の舞台公演の両立を裏で支え抜いた。
現在でもNHKオンデマンドなどを通じて当時の熱演を振り返ることができるが、画面に映し出される主人公の圧倒的な躍動感の裏には、家庭を守り抜いた妻の存在があった。密着ドキュメンタリー番組などで時折覗かせる夫婦の会話からは、互いを深く敬愛し合う素顔が垣間見え、多くの視聴者に感動を与えている。