「そんな装備で大丈夫か」名言誕生の舞台裏とファン必見の現在にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

本作のディレクター兼キャラクターデザイナーを務めた竹安佐和記氏の存在を抜きにして、『エルシャダイ』の魅力を語ることはできない。大手メーカーで研鑽を積んだクリエイターのアートセンスが、自由な開発環境の中で爆発した結果生まれた作品だった。

イグニッション・エンターテインメント社内での開発プロセスは、神話の解釈とモダンアートの融合という極めて実験的な試みだった。水彩画や絵本を思わせる独創的な背景美、無駄を削ぎ落としたスタイリッシュな画面設計。世界中のゲーマーを驚かせようと試行錯誤を重ねる中で、あの誰もが知るPVの構成が生み出された。制約だらけの現場から突如として誕生したあのシーンは、クリエイターたちの純粋な遊び心が生んだ奇跡だったと言える。